平成15年度北海道高等学校進路指導協議会役員会(総会)報告

                       日時:平成15年6月6日(金)13:0016:30

       場所:ちえりあ【札幌市西区宮の沢1条1丁目】

 

1.

 

2.会長挨   北海道高等学校進路指導協議会会長

          (北海道札幌啓北商業高等学校長)   金間正

 

3.来賓挨   北海道教育長生涯学習部高校教育課指導グループ

             指導主        鎌田一宏

内容:北海道は就職を希望する生徒が25.1%で全国13位。就職内定率が78.2%と最も

低い特徴がある。(採用状況が厳しいのと道内希望生徒が多いといえる)北海道と九州は似た傾向がある。近年、就職に関しては、普通科・職業科の差がなくなりつつある。

生徒の希望職種の高いものとして、サービス業が20%・事務が20%・技能が17%

 
     

 

 

 

 

 

 

4.   「北海道の雇用状態」

          北海道労働局職業安定部職業安定課

             課長補        五十嵐吉次

内容:3月末の就職内定率が79.%で全国ワースト7位。909人の就職が決まっていない状況である。進学といって進学しない生徒や自分で就職を見つけるといって何もしない人がいるので、専門のアドバイスを受けるように指導してほしい。就職支援策として、夏休み期間中に主に新任の進路指導担当者を対象として生徒の進路指導に役立つような労働局の動向や企業が求める人材についての知識について学んでもらうセミナーを札幌市で開催する予定。また、夏休み中にハローワークでも実体験してもらうものがある。

就職ガイダンスを夏休み中に生徒対象として2日間にわたって30名で行う。道内では留萌と紋別のハローワークを除いて、18地域で22回開催する。また、保護者対象とするセミナーも札幌で開催予定。(まだはっきり決まっていない。)

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


5.事務局紹介   道進協事務局である札幌啓北商業高校の担当者の紹介がありました。

 

6.議長選出   道進協副会長の安住欣彦先生(札幌平岡高校)が議長に選出されました。

 

7.

【1】   報告事項

@       全国高等学校進路指導協議会ブロック事務局長会の報告について

   ∴ 要項に記載された通りに承認されました。

A       本年度および来年度以降の全国大会研究発表校について

       北海道ブロックからの本年度の発表者はおりません。来年度から5年続いて発表

      が行われます。また、来年度の発表者は全国大会が根室支部の三宅武寿先生(別海

      高校)で、進路学習セミナーが宗谷支部の高野祐子先生(礼文高校)です。

B       就職慣行の見直しについて

    金間会長から検討会議の審議状況についての報告がありました。

C       その他

        全高進表彰について:各ブロックの会長・事務局長を3年以上務めた方、進路指導に貢献をもった方が推薦をうけて2名表彰される。どの支部からも推薦者がおりませんでしたので、北海道からは推薦者はなしと報告します。

【2】   協議事項

@       平成14年度道進協事業報告および会計決算報告について

    ∴ 要項に記載された通りに承認されました。

 

A       監査報告について

    ∴ 要項に記載された通りに承認されました。

 

B       道進協会費の値上げについて

        前回の会費から700円値上げして2000円とする。

       理由:1.会費のうち道進協で使えるのが1校あたり500円である。

          2.全国10ブロックの持回りで開催される全国大会の積立金として毎年

            5万円ずつの積立金が必要である。

          3.全国大会および進路学習セミナーの発表者を発表の前年の大会に視察 

            させるために1人あたり12万かかる。

       ∴ 事務局提案通りに値上げについて承認されました。(反対意見なし)

 

C       平成15年度道進協役員について

    ∴ 要項に記載された通りに承認されました。

     その後、金間会長から役員の紹介があり、各役員の自己紹介がありました。

 

D       平成15年度道進協事業計画および会計予算案について

    ∴ 要項に記載された通りに承認されました。

 

E       各支部の進路状況について(問題点も含む)

上川支部:約6割が就職希望で、99.9%が地元志向である。現実的には札幌などに出て行って就職してもなかなか生活していけないため、地元志向になっている。6/9から企業まわりをする予定。11社制を廃止するということを人事担当者や経営者がどこまでどのような内容で把握されているのか知りたい。

 
 

 

 

 

 

 

留萌支部:全道的に就職の内定率が低い。特に建設関係や水産関係の不振が際立っていた。

 
 

 

宗谷支部:平成14年度卒業生については、ハローワークから約99%内定したと報告を受けた。

また、地元就職を強く希望する生徒が多いため、苦しい。あと、移植者も多いのでそれに対する指導も必要である。支部の総会は6/13に予定している。

 
 

 


いか

 

 

 

網走支部:支部全体としては、非常に就職が困難な状態である。11社制に関しても中小企業がどのように考えているかを把握していきたい。すでに1人1社制がなくなったということで学校の内規の変更をしている学校もあるようだ。支部の自治会は7月上旬、支部の総会は7月下旬に予定している。

 
 

 

 

 

 

 

 

釧路支部:求人数が過去最低を記録していて、就職内定率も低下している。また、地元志向のため就職が非常に苦しい。5/26に支部総会では、11月以降からの求人が増えてくるので、段階的に取り入れても難しいのではないかと報告があった。

 
 

 

 

 

 

根室支部:就職希望者数は昨年と同じなのに、去年よりも就職内定率が5ポイント下がった。

特に水産関係に行きたがらないのが問題になっている。3Kというイメージが根強いため。

今学校で必要なことは何かを聞きながら、企業訪問を行い、7割の訪問が終わった。研修会を実施して地域を支えるような子供たちを育てていきたい。

 
 

 

 

 


 

十勝支部:就職の生徒よりも専門学校に行く生徒が多い。6/25に支部総会を予定している。

1人1社制の問題についての質問が多い。(現場への混乱はどうなのかなど)各学校の進路担当者は、深い関心と懸念を持っている。

 
 

 

 

 

 

 

胆振支部:室蘭のほうは経済的に非常に苦しくなっている。経済的にどうしても就職しなければならない状況になっているが、そういう生徒ほど就職が決まらない。また、進学から途中から就職に変更するケースが多い。行きたいところの求人が少ない。女子の進学は医療・看護・保育が目立つ。支部総会は、11月に実施予定。

 
 

 

 

 

 

 

日高支部:インターネットの実施後、就職人数の把握が難しくなっているのと、地元志向が強いため、近隣で探そうとしている。ただ、1・2年ですぐやめてしまう傾向にある。農業の停滞、木材産業の低迷があり、就職が非常に厳しい。アルバイトで仕方ないという考えがでてきている。

 
 

 

 

 

 

 

北空知支部:地元志向の生徒と札幌に出たいという生徒が9割近くいる。そのうち、就職活動すらしない生徒がいる。生徒のえり好みが目立つ。離職率が少なくなるように努力はしているが求人をもらえないこともある。支部総会は7/3に予定している。

 
 

 

 

 

 

南空知支部:地元志向が強い。

 
 

 

 

 

後志支部:就職に関して、1度は受験するがそれに失敗すると受験をやめてしまうのが顕著にみられる。支部総会は7/1に予定している。

 

 
 

 

 

 

道南支部:支部総会は6/30に予定している。求人数が少なくなっている。生徒が希望する求人が少ないため進学をせざるを得ない。就職をしたいという意欲が見られない生徒が増えてきている。求人の時期がずれてきているため、卒業までに決まればいいのではなくて、卒業してからもケアが必要。

 
 

 

 

 

 

 

 

石狩支部:札幌の場合、札幌の生徒だけが受験するのではなく、全道から受験するため倍率がすごく高い。(3名採用のところ3050名が受験というケースもある。)札幌といえども激戦区。10月を境に求人数がピタッと止まったということもある。高校生の離職率が影響していて、企業はとるなら大卒をとりたいという希望が多い。今年度もかなり厳しい。企業側が考えるインターンシップと学校側が考えるインターンシップの違いがある。アルバイトとは違うというところで、生徒や企業の考え方が異なる。支部総会は6/18に決定している。

 
 

 

 

 

 

 

 

 


【意見】

       11社制や慣行の見直しだけが一人歩きしている感じを受けた。見直しを行うので

あれば、末端まで説明をして理解させていただきたい。(上川支部)

       中小企業まできちんと浸透するようにしてもらわないと、慣行の見直しはできないので

はないか。ハローワークを通さないで直接学校に求人がくる企業がある。ハローワーク

にだすと、多く来すぎて断るのに苦労するから。(中小企業では特に)(道南支部)

       来年度から11社制を廃止するとなると、まず校内選考をどうするのか。選考ができ

なくなると、学校と企業の信頼関係はどうなるのか。複数受験になると、1人採用のところ2名内定をもらって2名とも断られたらどうするのか。2次募集で再び高校生に声がかかるのか。1人で3社受けて3社とも受かった場合、けった2社と学校との信頼関係はどうなるのか。そういう現実を企業や担当者がどういう風に受け止めているのか。

理解した上で、企業は複数受験をOKしているのか。(上川支部)

       複数受験になるとミスマッチは多少解消されるのかな。北海道として将来ほかの県の

ように12社までという形にしていくのかどうか。

                     ↓

    平成173月新規高校卒業者応募推薦者から段階的に実施することをモットーに、

    平成15年から円滑な実施に向けた検討をすることとする。この段階の意味は何か

    ということを話し合わなければいけないが企業は厳しい見方をする。(資料4)

       企業側とすれば、高校生は戦力にならないのでとりたくないという意見がある。採用して戦力になるころにやめてしまうケースが多い。これからの生徒指導に求められているものではないか。

 

F       その他

 

【3】   連絡事項

@       出欠の案内をメールと郵送の2本立てで行いましたが、資料の整理をする上でメール

はとても便利なので、今後ともこのような方法を使わせていただきます。

 

A       会議のおおまかなことについては、全高進のホームページにのせたいと思います。

(ただし、日数がかかるのですぐには利用できない。

 

8.会長挨   北海道高等学校進路指導協議会会長

          (北海道札幌啓北商業高等学校長)   金間正

     事務局長と会長は、来年度交代期に入っている。役員会を中心に相談していきたい。

    事務局長と会長は、石狩管内に限る。普通科と職業科との交代3年生になっている。

    普通科といっても、就職者が1〜2名の学校では難しいだろうと考えている。

 

9.