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          2001年(平成14年)12月 更新

はじめに

  大阪府内には、主に進路指導に携わる研究会として、次の3つの研究会がある。

大阪府高等学校進路指導研究会 (本 会)

○大阪市立高等学校教育研究会進路指導部会

○大阪府私立高等学校進路指導研究会 

 これらを総称した組織として「大阪府・市・私立高等学校進路指導連絡協議会(略称:大阪三者協)」がある。全国高等学校進路指導協議会(略称:全高進)の近畿ブロックである近畿高等学校進路指導連絡協議会(略称:近進協)には、それぞれが個々に、加盟している。

 また、大阪府下における進路に関する諸問題の研究には、図のように大阪三者協として協議し、近畿ブロックへの提言等を行っている。

  

本   会


↓ ↑

 大 阪 三 者 協  


↓ ↑

 近 畿 高 等 学 校
 進路指導連絡協議会


↓ ↑

 全 国 高 等 学 校
 進 路 指 導 協 議 会

 


1.組織の沿革

 本会の発足は、進学・就職指導ともに各校が独自に行っていた状況の中で、1962年(昭和37年)文部省主催の進路指導講習会を受けて、その伝達講習会に参加された先生方の中から研究会創設の機運が高まった。1963年(昭和38年)に大阪府教育委員会が「高等学校進路指導の手引」作成を企画し、作成に関わった現場の先生方を中心にして、1964年(昭和39年)に本会が設立された。その後、1969年(昭和44年)に就職開始時期を巡る問題から、同じ悩みを持つ京都とともに他の近畿の県にも呼び掛け「近畿高等学校進路指導連絡協議会」が結成され、同時に加盟した。更に、就職差別の撤廃を目指して「近畿は一つ」を合い言葉に「近畿高等学校統一用紙」の作成に関わり、1971年度(昭和46年度)からの使用を初めとして、就職差別を許さない体制を整えつつ今日に至っている。このことは本会の沿革の中でも、最たる重要な位置を占めるものであると自負している。1994年度(平成6年度)には創立30周年を迎え、本会の組織も変革を加えながらより充実したものになってきている。  

 


2.組織の概要

  <組織図>

  

(1)目的

  本会は、会員校における進路指導に関する事項の研究および連絡を目的としている。

(2)会員

   本会には、大阪府内(大阪市立を除く)に所在する全ての公立高等学校(衛星都市立を含む)および公立養護教育諸学校(高等部)が会員校として所  属し、各校における進路指導の担当者を以て会員としている。

(3)事業

   本会は、(1)の目的により、次の事業を行っている。 

   @ホームルームにおける進路指導の計画と研究

   A進学および就職に関する研究

   B見学会・研究発表会・講演会の開催

   Cその他関連事項 

(4)運営

   本会は、その運営に当たり、次のような役員を置き、運営している。

   @ 会 長  A 副会長  B 委 員 長   C副委員長  D 事務局長

   E会 計  F会計監査  G 各部会部長 H 専門委員長  I 顧 問   J 特別委員

  専門委員会

   @就職専門委員会

    就職問題に関わり、その解決を図るため、会員校に対してアンケートの実施や調査、研究、助言

    また、行政との意見交換等を中心に活動している。

   A進学専門委員会

    進学問題に関わり、その解決を図るため、会員校に対してアンケートの実施や進学情報交換会の開催、

    調査、研究、助言等を中心に活動している。

   Bホームルーム進路学習専門委員会

    ホームルームにおける進路学習を計画的、継続的に進めるための調査、研究、資料収集、情報提供等を中心に活動している。

 


3.活動内容

            < 2000年度(平 成 12 年度) 活 動 日 程 >

開催月

 全 体 会 

ブロック会

  各  部  会 

4月

第1回総会

 

 

5月

第2回総会

 

 

6月

 

第1回

養護教育諸学校部会@

実業部会@

7月

進学情報交換会

 

 

8月

 

第2回

 

9月

 

 

養護教育諸学校部会A

10

講演会

管外研修

 

定通部会@

11

 

第3回

養護教育諸学校部会B

定通部会A

12

 

 

実業部会A

1月

 

 

 

2月

研究発表会

第4回

養護教育諸学校部会C

3月

機関誌発行

 

 

※丸付き数字は、各行事の年次回数を示す。 

(1)総会

  @事業、決算、会計監査の報告 

  A事業計画案、予算案の承認 

(2)ブロック会  

 大阪府内を府内公立高校の学区制をもとに9ブロックに分け、各ブロック毎に様々な情報交換等を行う会合である。創設にあたっては、学校の課程や種別に関係なく地域の身近な学校間で情報を交換し、相互に研修を重ねることにより、諸問題の解決を図るとともに進路指導をより一層充実したものにすることを念頭に置いた。本会役員より各ブロックの主担当者を決め、本会と各ブロックとが常に連絡を取れる体制を整えている。今年度で6年目を迎え、学校間で進路指導担当者同士の交流も盛んになっている。 年に4回開催しており、主な協議内容は次の通りである。 

 (第1回)新年度の進路指導主事の顔合せ、前年度からの継続的な問題の意見交換。

 (第2回)求人状況等の就職に関する情報交換

 (第3回)就職内定状況および進学に関する情報交換

 (第4回)総括、新年度へ向けての問題提起および意見交換

 

(3)進学情報交換会

 本会の9ブロックを、3会場に分け、私立4年制大学、短期大学、専修各種学校についての情報交換、国公立4年制大学については、別会場を設けて情報交換を行っている。情報交換に先だって、進学に関するアンケートを実施し、進学研究部門で集約・分析を行い、各校に還元し意見交換の資料としている。

(4)講演会

 進路指導に関連して問題提起、事例報告、話題提供等を行い、進路指導の一助とするため、大学教授や事業所の方を講師として迎えてご講演をいただいている。過去5年間で行ったものは次の通りである。 

 <1996年度(平成8年度)>

 「企業の求める人材と高等学校の進路指導について」

 <1997年度(平成9年度)>

 「高校生を取り巻く進路環境の変化と進路指導」 

 <1998年度(平成10年度)>

 「失業と社会―ヨーロッパに見る日本の将来像―」 

 <1999年度(平成11年度)>

 「日本型アドミッションオフィス(AO)入試の現状とこれからの日本の大学教育」

 <2000年度(平成12年度)>

 「障害のある生徒の進路指導について」  

 

(5)管外研修

 他府県における進路指導の実態に触れることで、進路指導の活性化を図るため、他府県の高等学校訪問や事業所の施設見学等を行っている。

過去5年間での訪問は次の通りである。

 (平成8年度)

   ・広島県立高陽東高等学校 

   ・広島県立広島商業高等学校 

   ・マツダ工業技術短期大学校 

 (平成9年度)

   ・静岡県立静岡中央高等学校 

   ・静岡県立小笠高等学校 

 (平成10年度)

   ・神奈川県立神奈川総合高等学校

   ・東京都総合技術教育センター

 (平成11年度)

   ・岡山県立津山商業高等学校

   ・岡山県立城東高等学校

   ・日石三菱水島精油所 

 (平成12年度)

   ・小松株式会社粟津工場

   ・金沢工業大学

   ・石川県立金沢北陵高等学校

(6)研究発表会

   府内の高等学校において行われている進路指導に関わる様々な取組みの実践報告や各専門委員会における研究の発表を行っている。 

(7)実業部会

 工業、農業、商業、美術、食品産業、家政、看護系の学科を設置する学校の進路担当者による情報交換等を行っている。第1回目は主に進路担当者同士の交流と情報交換および事業所等の施設見学、第2回目は就職、進学に関する細かな情報交換を行い、進路指導の援助に役立てている。

(8)養護教育諸学校部会

   部会では、個々の生徒に応じた進路の実現を図るための情報交換や施設見学を行い、進路指導の研究協議を行っている。

(9)定通部会

   定時制課程および通信制課程においても、個々の生徒に応じた進路の実現を図るための情報交換等を行っている。

10)機関誌『進路』、『進路指導の手引き』の発行

 年度末の総括として、年間の活動内容をまとめ、機関誌『進路』として発行し、会員校に配布している。また、進路指導の実践に役立てる手引きとして『進路指導の手引き』を発行している。

      


4.各研究会へのリンク


大阪府高等学校進路指導研究会
 



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